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梅雨にゲリラ豪雨・局地豪雨は早目の避難を!

ゲリラ豪雨
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6月の梅雨時期が今年もやってきます。

大雨、集中豪雨、局所豪雨が日本各所で毎年自然を荒ら

し災害を巻き込んで人命を奪っています。

局地的大雨ことを、一昔前迄は「ゲリラ豪雨」と名付け

て使っていました。

ゲリラとは 東南アジアに降る大雨のようで、凄いイン

パクトがありますよね! 

しかし戦時中を連想させますので芳しくないという理由

使用されなくなったようです。

「ゲリラ豪雨」とは、バケツを引っくり返したような雨

を言うようです!

 

なぜ、局地的に短時間の降水量が増えたのでしょうか?

やはり今言われている気候の関係・海水温の上昇・温暖

化ガス上昇地球温暖化が要因となっているのでしょうか?

北極の氷山が外気温上昇で溶け、氷の壁が崩れて海に

落ちる映像をも見かけます。

 

近年は、気象専門用語である「線状降水帯」及び「バ

ックビルディング現象」をよく聞きます。

引用元:ウェザーニュース https://weathernews.jp/s/topics/201707/070145/

 

気象庁の方々がデータを解析して上記のような呼び方に

りました。

この2つ現象が局地豪雨を発生し、自然・施設・人間を破

壊しています。

局地豪雨に対する対処は早い避難しかないと思います。

「自分の命は自分で守る」を基本に「局地豪雨に早めの

避難を」アピールできればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1. ゲリラ豪雨・局地豪雨

 

「ゲリラ豪雨」は予測が困難な巨大積乱雲の発生に伴う

発的で局地的な豪雨のことです。又「集中豪雨」とは限

られた地域に短時間に多量の雨が降ることです。

ゲリラ豪雨」は気象庁の予報用語ではなく、気象学
引用元:ウィキペデイア

に明確な定義はありませんが、一般的には「集中豪雨」

と比較して、さらに狭い範囲で、短時間に降る豪雨を指

す場合が多いです。

マスコミを中心に広く使われた、2008年の新語・流行語

賞に選ばれたこともある「ゲリラ豪雨」ですが、日本

国内しか使われない用語であることや、「ゲリラ」が

なものを連想させるとして、あまりいい言葉ではな

いので近年は「局地豪雨」が使われています。

 

2. 集中豪雨

 

「集中豪雨とは、限られた地域に短時間に多量の

ることをいいます。

気象庁でも用いられる気象用語で、雨量による厳密な定

義はないものの「単独の積乱雲によりもたらされる、数

十分の短時間に、数十mm程度の雨量をもたらす雨」の

とを「局地的大雨」、「積乱雲が連続して通過するこ

よりもたらされる、数時間にわたって強く降り、

100mmから数百mmの雨量をもたらす雨」のことを

「集豪雨」としています。

近年、線状降水帯という現象が起きています。狭い地域に

短時間に。バケツをひっくり返したような雨が降る現象

が起きており、その情報を検知して、避難や対策を打た

なければいけません。

 

 

 

3. 線状降水帯とは

 

線状降水帯(せんじょうこうすいたい)は、「次々と発

生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化し

た積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を

通過または停滞することで作り出されます。

線状に伸びる長さ50〜300 km程度幅20〜50 km程度

強い降水をともなう雨域です。

日本では、集中豪雨発生時に線状の降水域がしばしばみ

られることが1999年代から指摘されていた気象研究所の

津口・加藤(2014)は、1995年~2009年の4月~11月

期間を対象として、日本で起きた集中豪雨事例を客観

に抽出し降水域の形状についての統計解析を行ったと

ろ、台風によるものを除いて、約3分の2の事例で線状

水帯が発生していることが明らかにされました。

近年では、

1)平成24年7月九州北部豪雨

2)平成25年8月秋田・岩手豪雨

3)平成26年8月豪雨による広島市(安佐)の土砂災害 

4)平成27年9月関東・東北豪雨

5)平成29年7月九州北部豪雨

6)平成30年7月豪雨で発生した倉敷市真備地区

の用語が頻繁に用いられるようになったのは、平成26

8月豪雨による広島市の土砂災害以降とみられます。

 

 

 

 

 

 

 

4. バックビルディング現象とは


バックビルディング現象
は、積乱雲が風上(西側)で

繰り返し発生して風下では雨が降り続ける現象を言うい

ます。風上の積乱雲がビルが林立するように並んで見える

ことから名づけられました。

2013年夏、7月に山口・島根県で、また8月に秋田・岩手

で発生して大きな被害をもたらした豪雨はいずれも、

積乱雲のバックビルディング現象によるものとみられます。

通常、湿った風が上昇気流に乗って積乱雲になり、積乱

雲は雨を降らせると消えます。しかし、バックビルディン

グ現象では、風上側の同じ場所で積乱雲が次々と発生

て風に流されながら1列に並ぶことから、風下では雨が降

り続けて、局地的豪雨の原因となります。

バックビルディング現象は発生時・場所を予測するのは

困難とされています。

 

 

5. 自分なりの避難方法を考えておきます


5.1

梅雨前に避難の仕方・方法・手段等を机上で考え練習

しておきます。

避難情報等を聞いて自分で気をつける点や避難場所に

行くルート、避難するタイミングとかを、もう一度自分

なりに対策案を考えてみます。

例えば早急に避難となったときに指定の緊急避難場所

に行くか? それとも違う避難場所に行くか?どちらが

安全? 1ケ所だけでなく、2ケ所位考えておきます。

避難ルートが安全でないケースもあるかもしれません。


5.2

カッパ・長靴・軍手・ビニール手袋・杖等用意します。

 

 

 

 

 

 

 

6. まとめ

 

6.1 小田川の堤防決壊

平成30年7月6日の22時から7日の朝にかけて

倉敷市真備町  住宅浸水(浸水範囲 真備町の1/4 )

深さは5メートルを超える。

死者51人 ほとんどが水死であった。

死者のうち43人は屋内で発見され42人は1階で発見されています。

倉敷市真備町での洪水における行政対応の経過

6日 22時00分 – 真備町全域に避難勧告

6日 22時40分 – 倉敷市に大雨特別警報

6日 23時45分 – 小田川南側に避難指示

7日 0時47分 – 国土交通省が小田川右岸で堤防から水

があふれているという緊急速報メールを配信

 

7日 1時30分 – 小田川北側に避難指示(緊急)


7日 6時52分 – 国土交通省が小田川で堤防の決壊を確認

 

国の調査委員会の見解によると、「小田川では合流先の

高梁川の増水に伴い水がせき止められるバックウォータ

ー現象と思われる」とあります。

 

 

6.2 早目の避難を!

バックビルディングや線状降水帯が発せられると、積乱

雲が連続的に発生し続け、局地豪雨になります。大きな川

や裏山があるような場所にお住まいの方は避難して自分

の命を守る行動をとったほうが安全です。

梅雨時期はピーンとアンテナを張って雨情報を活用し

ましよう。

 

 

6.3 不動産(土地・家)を購入するときの注意点

1)家を購入するときは、自然災害起きにくい場所を選択

することが大事です。

①川の堤防が決壊することもあるので大きな川の近くに

は、なるべくなら住まないようにしましよう。

住むなら「大きな川無く、裏山も無し、高いがけ無しで

盛り土も無し」の所を選びましよう。

 

②自然や人に攻撃してくる嵐には勝てないので、早目の

避難が一番です。

 

 

 

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