目次
7年後の2027年に「夢の超特急リニア中央新幹線」が
品川・名古屋間で開通予定です。
開通すれば東京から名古屋間が40分で移動できますの
ですごく便利になりますね!
やはり旅行する方が増えるのでしょうか?
それとも仕事で利用する方が多くなるのでしょうか?
リニアを利用すれば早く目的地に着き、その日のうちに
観光で言えば長く回れます。
ふつうなら一泊するところを日帰りで済むようにもなり
ますね。
ビジネスもその日で、仕事が済むことが多くなるかもし
れません。
リニアを利用することで、好循環が生まれて楽しめる
時間が増えるようになればと思います。
対称的に
時間がある人は、鈍行列車に乗って、目的地まで行くの
も風情があり景色も、色々変わっていいですよね?
「こんな狭い日本、そんなに急いでどこに行く」という
文言も昔、流行りました。
楽しみ方には色々あっていいと思います。
そして、ビジネスマンには、リニアがあいそうですね!
「速いことは凄くいいことだ」 の言葉通りに
仕事も景気も順調に浮上していけばと思います!
1.新幹線の誕生からリニア中央新幹線へ
1.1新幹線の歴史
1)1964年(昭和39年)の高度成長時代、東京オリンピッ
クが終了し、10月1日に最初の東海道新幹線が開通しま
した。東京~新大阪間552キロをひかりで4h・こだまは
5hで運行を始めました。
2)新幹線のぞみ1992年に3月に東京・博多間で運行を始めています。
①営業距離 1069km
②最高速度 東海道 285km/h 山陽300km/h
1.2リニアの歴史
1)新幹線スタートから、10年後の1974年(昭和49年)
に宮崎リニア実験線(磁気浮上式鉄道・超電導リニア)
に着工し1.3kmのレールを設置し実験が始まりました。
①1979年(昭和54年) 無人走行517km/h記録する。
2)2003年(平成15年)に山梨リニア実験線で有人走行
最高記録 581km/h記録する。
3)2013年(平成25年)に延伸工事レール42.8km迄
完了する。
4)リニア中央新幹線開通は2027年開業になっており品
川~名古屋間でスタートとなります。
停車駅は6ヶ所(品川・相模原・甲府・飯田・中津
川・名古屋)となっています。
4)宮崎の実験スタートから53年後に、リニアが本操業
になることになります。
5)その後は2045年迄に大阪まで延長し、開通すると
のことです。(品川~新大阪区間 67分)
①品川~名古屋間が約40分間ということは
(総距離335km、平均時速502.5km 計算上)
2.超電導リニアの原理
1)リニア(Linear)とは「直線の」「直線的」という
意味です。
2)リニアモーターは、今までの鉄道車両のモーターをた
いらに伸ばし、直線的に動くようにしたもので、このリ
ニアモーターを使って動く車両のことを言います。
3)リニアモーターは磁石の力を利用して進みながら浮き
上がる乗り物です。磁石にはN極、S極があり、N極とS極
はひっぱりあい、N極同士・S極同士は反発し合います。
この原理を利用しています。
4)磁気で車体を浮かせ走るので、摩擦が少なく、高速走
行が可能です。
上海駅レール
3.超伝導をわかりやすく?
3.1
1)特定の金属を液体窒素で-196℃以下にすると電氣抵抗ゼロとなり、超伝導体になります。
超伝導体をミニチュア列車の底部に張り付け液体窒素を
列車に添加して冷却し、ミニチュア線路には永久磁石を
敷き、列車を手で押すと、列車はわずか浮上して走り始
め、抵抗がないので液体窒素を添加すれば永久に回って
います。
3.2
1)超電導磁石で使用中のニオブチタン合金
は-269℃温度以下にすると、電気抵抗がゼロに
なりこれを超電導現象といいます。
この状態で作ったコイルに一度電気を流すと 永
久に、電流が流れ続け、強力な磁石となりす。
これが超電導磁石です。リニアモーターカーで
は、超電導状態を保つために液体ヘリウムを使
っています。
引用元:https://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/kids/mechanism.htmlリニア見学センターより
3.3
1)時速150kmまでは車輪走行です。
2)コイルに電流を流して電磁石で10cm浮上させて浮上走行に入りスピードをあげます。
3)3キロ走行で時速300km/hにup→5キロ走行で時速450km/h
にup→10キロ走行 で500km/hに到達する。
※500km/hになるまで約148秒(2分28秒)
4.リニア中央新幹線が走るメリットとデメリット
4.1メリット
1)日帰りで観光地がたくさん回れそうです。
2)乗り心地がよさそうです。
3)騒音が少ない。
4)新幹線不通時のバックアップとなります。
①走破年数と半世紀経過で劣化が進んでいるか?
5)二酸化炭素の排出量が少ない(乗用車や飛行機と比較)
4.2デメリット
1)建設費が増大である。約9兆円
2)トンネル率90% 景色が見れないのが寂しい。
①品川から名古屋までのトンネル率は90%か?
開放スペースは10%で景色が見れない。
②一番長い南アルプストンネルは何メートルですか?
3)車幅が少し狭い
①車体は一回りり小さい在来線並みで、横2人プラス2人掛けとなっています。
5.まとめ
1)1974年(昭和49年)に宮崎リニア実験線(磁気浮上
式鉄道・超電導リニア)に着工し1.3kmのレールを設置
し実験が始まりました。
29年後(2003年)に実験棟が山梨県に移り、2013年に
は延伸工事(42.8km)も終えて現在に至っています。
2)山梨でテストが重ねられていて。2015年4月21日有人
走行で最高時速603km/h 世界最高ギネス認定しているようです。
3)リニアは新幹線の2倍の時速500km/hで、人の移動
が大量に行なえますから大都市への人口や機能の片寄り
を分散し、生産性を上げることにもなるようです。
4)上海リニア(マグレブ・最高速度431km/h・全長
30km・片道運行時間8分)はもう2003年運行開始して
走行しているようですね!
①町~空港までリニアが繋がっていて凄く便利のようです。
5)問題点 乗換に時間がかかる。
①品川駅(着)から山手線乗換迄に20分位係る。
②名古屋駅の方はもっとかかるようです。
6)まだ開通まで、7年ありますが、ゆっくりと順調な完
成を祈願し待っていたいと思います。
7)2020年10月に公開された新型車両は先頭車が丸みのある形に改良
され、従来の試験車両L0系と比べて空気抵抗が13%低減されたという
ことです。
この日の試乗会では発車から、およそ2分30秒で時速500kmに達しま
した。(14.55kmで501km/h)
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