目次
「敬老の日」とは
日本の国民の祝日であり、毎年9月の第3月曜日にやって
くるのが敬老の日です。その起源は意外に浅く、1947
年(昭和22年)9月15日に兵庫県多可郡野間谷村が敬老会を
催し「としよりの日」が始まりとされています。その後、
この風習は全国に広がりを見せ、1965年(昭和39年)に
「敬老の日」と名称を改めて正式に国民の祝日として制
定されました。
ちなみに、年月・月日の経つのは凄く早いものですね!
若いときは、まだまだ「敬老の日」なんて、ずっと先の
話と思っていましたが、今やもう老人の中心メンバー
となりつつあります。
2020年は9月21日(月)が「敬老の日」となっています。
これから先、マイブログで「敬老の日」の祝日を何回、
元気で迎えられか? 何年間お世話になれるか楽しみで
す。
1.「敬老の日」に祝福する高齢者人口(65歳以上)と総
人口の割合推移
1)「敬老の日」を迎える高齢者人口は全体の何%おられ
るのだろうか?
2)高齢化社会というから、かなり割合は高いのでしょうね!
3)高齢人口の割合は2020年度現在 約28.2%です。
総人口数 12400万人
高齢人口 3500万人
①5年後(2025年)は30%となり40年後は39.9%にな
ります。
②2060年は高齢人口が全体の約40%になります。
街を歩く人みな高齢者という感じになりそうです!
少子化若干高齢者国!
(総務省データ 2012年) 人口(万人)
2010年 | 2025年 | 2035年 | 2060年 | |
後期高齢人口(75歳以上) | 1419 | 2179 | 2100 | 2336 |
前期高齢人口(65~74歳) | 1529 | 1479 | 1480 | 1128 |
生産年齢人口(15歳~64歳) | 8174 | 7085 | 6500 | 4418 |
年少人口(0歳~14歳) | 1684 | 1324 | 1200 | 791 |
12806 | 12066 | 11280 | 8674 | |
高齢人口(前期+後期) | 2948 | 3658 | 3580 | 3464 |
高齢人口 / 総人口(%) | 23.0 | 30.3 | 31.7 | 39.9 |
総人口(万人)高齢人口(万人) 割合(%)
2010年 12806 2948 23.0
2025年 12066 3658 30.3
2035年 11280 3580 31.7
2060年 8674 3464 39.9
1-2 日本の総人口はどうなる? 高齢化社会は何年頃が
最高か?
1)日本の総人口は2010年(12806万人)をピークに減
少で推移していきます。2060年の50年後には約4132万
人減少し総人口は約8674万人(総務省)になります。
少子化の問題もありますね。
2060年までに年間に減少する人数 計算上で
4132/50=82.6万人(1年間の減少人数)
2.日本の人口構成(主に後期高齢者人口の推移)
2-1 以下のように 1~4まで年齢層で分けて4種に分類
しました。(総務省 2012年推計)
1.後期高齢人口(75歳以上)
2.前期高齢人口(65歳~74歳)
3.生産年齢人口(15歳~64歳)
4.年少人口(0~14歳)
1)2010年(平成22年)総人口はピーク(12806万
人)で以降は減少してゆきます。
2)2010年から2025年までに後期高齢人口は709万人増
加します(団塊の世代が年齢に達する事で)
一方、生産年齢人口は約1089万人、年少人口は360万人
減少する見通しです。
2-2 日本人口の推移(年/万人・総務省2012年推計)
2010 2025 2035 2060(年)
1.後期高齢人口 1419 2179 2100 2336 人
2.前期高齢人口 1529 1479 1480 1128
3.生産年齢人口 8174 7085 6500 4418
4.年少人口 1684 1324 1200 791
総人口(万人)12806・12066 ・11280・ 8674
1)2025年に「団塊の世代」が後期高齢者になり、「団
塊ジュニア」が50歳を超えます。
2)2010年では1人の高齢者を2.6人で支えている社会構
造で、2025年には1人の高齢者を1.8人で、2040年には1
人の高齢者を1.4人で支える社会構造となる推定。
3.「敬老の日」の由来
「敬老の日」の由来については諸説あるとされてい
ますが、その中でも有名な説をご紹介します。
3-1 聖徳太子説
593年に聖徳太子は大阪に四天王寺を建設した際に、敬田
院・施薬院・療病院・非田院という四箇院の制をとりま
した。この中の非田院というところが今の老人ホームの
ような役割を果たし、この建設が9月15日とされることに
ちなんで敬老の日がこの日になったとされる説です。
3-2 「敬老の日」の意味
敬老の日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を
敬愛し、長寿を祝う」ことを目的として、昭和23年
(1948年)に祝日法として制定されたのがはじまりです。
当初は9月15日が敬老の日として定められていましたが、
ハッピーマンデー制度(※)が導入されたことから、平
成15年(2003年)より「9月の第3月曜日」になりました。
※ハッピーマンデー制度とは、従来の祝日の一部を月曜
日にずらすことで、土日とつながる3連休を作ることを目
的にした制度のことです。
家族や身近な年長者を敬い、健康を願う日として、日本
だけでなくアメリカやカナダ、中国、韓国などの国でも行
われています。
敬老の日に「何歳から」の決まりはありません。
「高齢者」(65歳以上)がひとつの目安です。
祝日法では敬老の日を「多年にわたり社会につくしてき
た老人を敬愛し、長寿を祝う」日としていますが、特に
対象年齢などを定めているわけではありません。何歳か
ら祝うかはそれぞれの判断になります。強いていえば、法
令では65歳以上を「高齢者」としていますので、これが
ひとつの目安になるでしょう。
「孫から」であれば年齢はさほど気にしなくても
敬老の日を祝う=年寄り扱いと受け取られるのは、祝う
側としても本意でないですから避けたいところ。ただ
し、お孫さんからおじいちゃん・おばあちゃんをお祝い
するのであれば、年齢よりも間柄が重視されますから
「年寄り扱いすると嫌がるかも」といったことは、さほ
ど気にしなくても問題ないでしょう。ご両親をお祝いし
たい場合でも、熨斗(のし)の表書きや差出人をお孫さ
んの名前にしておくと、より喜んでもらえるはずです。
3-3 「老人の日」と「敬老の日」は違うの?
「敬老の日」とは別に「老人の日」があることをご存知
ですか?
一見同じように思えるこの2つの日には、それぞれ違った
意義があります。「敬老の日」は祝日法で定められた国
民の祝日で、毎年9月の第3月曜日。「多年にわたり社会
につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ための日で
す。
一方、「老人の日」は老人福祉法で、毎年9月15日に定め
られている日。また、この日から9月21日までは「老人週
間」とされています。どちらも「国民の間に広く老人の
福祉についての関心と理解を深めるとともに老人に対し
自らの生活の向上に努める意欲を促す」という意義のも
とに制定されました。
つまり、「敬老の日」は“お祝い”、「老人の日」は老人
福祉への関心を高める“啓発”を目的とする日と言えそう
です。
毎年9月の第3月曜日、3連休の最終日には、大切な人へ
の日頃の感謝と長寿への願いを込めてお祝いをしましょう。
4.まとめ
4.1
「敬老の日」とは老人を敬う日で、敬うとは人や神仏を
尊いものと考え、それを行動や態度に表すことです。
敬うとは「尊敬する」または「崇めること」になります。
老人を大切にするとは? たとえば
①重い荷物を持ってあげる。
②歩き疲れたらおんぶしてあげる。
③列車・バスの席をゆずってあげる。
④代わって買い物してあげる。
⑤代わって家の中の掃除をしてあげる。
⑥代わって洗濯をしてあげる。
⑦代わって風呂の掃除をしてあげる。
⑧代わって布団をひいてあげる。
⑨風呂で背中を流してあげる。
⑩道案内をしてあげる。
⑪話相手になってあげる。
※老人の方々を手助けして大切にしよう。
4.2
「敬老の日」と「老人の日」があります。
「敬老の日」は祝日法で定められた国民の祝日で、毎年9
月の第3月曜日です。「多年にわたり社会につくしてきた
老人を敬愛し、長寿を祝う」ための日です。
「老人の日」は老人福祉法で、毎年9月15日に定められて
いる日です。また、この日から9月21日までは「老人週
間」とされています。
4.3
現在から2060年まで人口減少が続いていきます。自然
の流れでどうしようも止められません。
2060年には総人口は8674万人と減少しますので、人口
増加案が必要と思われます。
又2040年では1人の高齢者を1.4人で支える社会構造とな
ります。(総務省2012年推定)
ずっと高齢化社会は続きます。いい案を考え対策を打ち続
けて行かないといけません!
4.4
厚生労働省は15日「敬老の日}を前に発表。
2020年度 100歳以上の高齢者は過去最高の8万045人
となり、初の8万人を超えました。
50年連続で増加しています。
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