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夏場の7月、うなぎの旬は冬なのに売れ行きが伸びるのはなぜ?

うなぎ
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うなぎといえば、蒲焼きですね!

ジュージュー焼ける音、たれの焦げる匂いとかでしょうか?

凄くいい匂いで、食欲をそそります!

 

うなぎの旬はいつ頃なのでしょうか?

やはり、暑い夏が旬でいい脂を持っているので「売れ行き」が伸びる

のではないのでしょうか?

あるいは、栄養価が高く夏負けしない体作りの元になり滋養強壮剤み

たいなものでしょうか?

 

ところで

うなぎの売れ行きは、過去5年でみてみると夏場の1ヶ月のみ他の月の

約4倍となっています。

 

※グーグルトレンド・日本・過去5年間・

検索キーワード 売れ行き


比較検索キーワード うなぎ

 

 


年に1回、夏場の7月のみ、うなぎの売れ行きが伸びています。

 

なぜでしょうか? 原因とか由来を探求してみたいと思います。

 

うな重

 

 

 

 

 

 

1. うなぎの生態・特徴は?

 

1)海で産卵し孵化(ふか)した後は、河川などの淡水へ移動して成長

します。

見た目は黒に近いグレーです。

うなぎ自体は高カロリーで、同じ種類のアナゴと比較してみると脂質

量は約2倍です。

うなぎの脂質量は年間を通して、ほぼ一定で変化ないと思いますので

脂質味も変わらないと思います。よって

直接的な売れ行き伸びに関係しないと考えられます。

 

 

2)天然うなぎの旬は冬だそうです。

冬眠に備えて身に養分を蓄えて晩秋~初冬にかけてが最もおいしいと

言われています。

そのため夏は旬ではないため、旨味に関しての、向上はないと考えます。

 

旬でもない夏の時期に売れ行きが伸びています。

通常は「旬」だから旨味」が出て「売れ行き伸びる」がセオリーで

すが、旬でない夏に「売れ行きが伸びる」

理に適っていません。

 

これはどういうことか?

何か他に理由が有るのでしょうか?

 

 

 

 

2. うなぎの栄養価

 

うなぎを食べると、「精がつく」とかいいますね!

活力が増す」とか「元気が出る」という意味の表現です。

どのような栄養源があるのでしょうか?

ビタミンAを多く含んでいて、ビタミンAは眼や皮膚・粘膜を正常に

保ち、視覚障害の予防・カロチンの吸収を助ける効果があります。

 

ビタミンAは抗酸化作用を持つ「抗酸化ビタミン」のひとつであり、細

胞の老化防止をする働きがあるため、肌によいだけでなく、がん・老

化・免疫機能低下につながる機能を助けてくれます。

若さを保ってくれるもので助かりますね!

その他にビタミンB1・B2・Ca・DHAが豊富です。

 

栄養価についても季節による変化なく一定であります。

夏だけ、栄養価があがるわけではないので直接的には影響無しと考えます。

 

3. 夏場の漁におけるうなぎ大漁はないようです。

1)大漁となれば値が下がり安価=売れ行きが伸びる。

このようなことも無いようです。

 

 

 

 

 

 

うなぎの白焼き

 

4.「土用の丑の日」のうなぎ

 

1)「土用の丑の日」という言葉、一度は耳にしたことがありますよ

ね。本来の意味はご存知でしょうか?


「土用の丑の日」と切ってもきり離せないのが「うなぎ」です。

 

「土用の丑の日にうなぎを食べるようになった」ことも合わせて紹介

します。

 

2)「土用の丑の日」とはいつのこと?

 

土用とは、24節気のうちの四立と言われる「立春」


「立夏」「立秋」「立冬」の前の18日間のことをさします。

 

夏の土用は 2020年は 8月7日 が立秋ですので、その前の


18日間です。

土用の日は7/20~8/6の18日間です。

 

また、「丑の日」は12日周期で割り当てられています。

十二支が「丑の日」にあたる日のことを「土用の丑の日」と呼びます。

 

土用の期間中で1日または2日のときもあります。

2020年 丑の日は 7月21日・8月2日の2日間

なぜ、そう呼ばれ出したのは、諸説ありますが

 

江戸時代中頃、夏場のうなぎが売れなくて困っていて、うなぎ屋のご

主人が学者である平賀源内に相談したところ「本日 土用の丑の日」と

書いた張り紙を店に貼り出すことをすすめました

 

するとそのうなぎ屋は、大繁盛でそれを聞いた他のうなぎ屋も、まね

るようになり次第に「土用の丑の日」にうなぎを食べる風習が定着し

たといわれています。

 

引用元:土用の丑の日になぜ、うなぎを食べる?その由来とは?https://www.unasei.co.jp/fcblog/doyo-no-ushinohi-unagi/

 

 

丑の日にちなんで、言葉の最初に「う」のつく食べ物を

食べると夏負けしないという風習が、もともとあったようです。

 

うなぎ以外にうどん・梅干し・ウリ・牛肉(うし)・馬肉(うま)等

も売れたようです。

 

夏場の旬でもない時期、うなぎが年に1回、夏場のみ売れ行きが凄くの

びるのは、江戸時代の学者である、

平賀源内さんがうなぎやの御主人に助言した「本日、土用の丑の日」

と書いた貼り紙がいま現在も「売れ行き」に貢献しているように思えます。

 

うなぎの売れ行きが伸びたのは江戸時代以後ずっと現在までも続いて

いるよう思えます

驚きですね!

 

夏場の7月に売れ行きが伸びた総合的要因は、うなぎ自体に脂質量が多

い・美味しい時期である・夏負けしない・栄養価が高く滋養強壮剤で

あります。

加えて「本日、土用の丑の日」の貼紙の宣伝が上手く緩衝しあい、売

行きを維持してきたと思います。

 

商売訴えて表示することも凄く大事ですね。

 

 

現在、各店の入り口の近くに置いてある「幟・のぼり

もその一部にあたるのではないでしょうか!

 

 

 

 

 

 

うなぎ

 

 

 

 

 

 

 

5.まとめ

 

1)総合的に夏場の7月に売れ行きが伸びた要因は、脂質量が多い、夏

負けしない  栄養価が高く滋養強壮剤でもあります。

上記のようなうなぎ自体の資質の良さと「本日、土用の丑の日」

貼紙の宣伝効果が上手く緩衝しあって、売れ行きが伸びてきたと思わ

れます。

 

 

 

 

2)うなぎを食べて、スタミナをつけ夏負けしない強い体にしましょ
う。

滋養強壮に最高の食と思われます。

栄養価としてはビタミンA・B1・B2が豊富です。

ビタミンAは抗酸化ビタミンのひとつで、細胞の老化防止をする働きが

あるため、肌によいだけでなく、がん・老化・免疫機能低下につなが

る機能を助けてくれます。

「抗酸化」という言葉もいいですね!

「体の酸化に対し抗う」錆びないようにしたいです。

 

 

 

3)絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの稚魚シラスウナギが豊

漁で漁師さんから稚魚を仕入れ育てる養殖業者さんの池が一杯になり

休漁期間が設けられたと記事有り。

 

休漁が設けられたのは始めてのことだといいます。なお、ウナギの生

態は不明点が多くて、シラスウナギが急増した理由はわかっていません。

 

シラスウナギの減少で心配していたが漁獲が増えて豊漁になり一安心です。

少しは「うなぎの蒲焼き」も値下がりするのでは、ないでしょうか?

 

我々、消費者は嬉しいです!

 

4)アナゴの蒲焼は脂が少ないので、うなぎのような旨味が出ないとあ

りますが、そんな感じも無く美味しさ、旨味がありますよ!

 

 

 

うなぎはすごく暑い夏を乗り切るための必要な栄養源になっている

方々が多くおられると思います。

 

しかし、うなぎは脂が濃いので、好き嫌いが大きく分かれるでしょうか

 

駄目だという方も結構、おられると思います。

私はあまり大好物ではないのですが以前、夏ランチで「うな重」を

街で頂き凄く美味しかた思いがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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