目次
クリスマスが近づく12月中旬になればデパート内には、クリスマスソ
ングが流れ、「ジングルベルや赤鼻のトナカイ、サンタが街にやって
くる」など色々なクリスマスソングが耳に入り、なんとなくワクワク
してきます。
何年経っても、クリスマスソングを聴くと楽しい感じは変わりません!
good ! クリスマスソングは!
それから、クリスマスについて色々と不思議に感じることが以下5項目
にあります。
Ⅰ)クリスマスとサンタクロースおじいさんの、継りはいつごろから
どのようにして始まったのでしょうか?
Ⅰ)クリスマスに、どうしてプレゼントするのでしょうか?キリスト
の降誕祭だからからでしょうか?
Ⅰ)クリスマスにはなぜ、モミの木のトゥリーが必要なのでしょうか?
遠出(ミサ)からの帰りに見た夜の木々の間からの星々の美しさから
でしょうか?
美しさの再現からでしょうか?
Ⅰ)クリスマスにはなぜイルミネーションを灯すのでしょうか?
夜空に輝く星々の美しさを表しているのでしょうか?
Ⅰ)クリスマスソングは、なぜ曲数が多くあるのでしょうか?
ミサでいろいろな賛美歌を歌うため?
これら5項目は、どういう「いわれ」があるのでしょうか?
まずはクリスマスの言葉から見てみます。
クリスマス(christmas)の語源はラテン語(イタリア中部)で
「christ(キリスト)と「mas(ミサ・礼拝)」です。
また、Xマスともよびますが、Xはギリシャ語でイエス・キリストを意
味するそうですね!
1.イエス・キリストの生い立ちから十字架まで
1)キリストは今から約2000年前、ユダヤのベツヘレムの馬小屋で、
聖母マリアのもとに生を受けました。
2)神の指示どおりにイエス・キリストと名付けます。
3)イスラエルのベツヘレムで生まれ、北側のナザレで育ちます。
4)イエスが宣教を始めたのは30歳の頃で遅かったようです。
それまでに宣教のための福音・教えをマスターされたのでしょうね。
宣教期間は3年半と短かった。
5)イエス・キリストは人でもあり神でもありました。
6)イエス・キリストの教えが広まり多くの人が聞き従いました。
そういうことで律法学者たちはイエス・キリストをねたみます。
イエスから、あなた達の教え・考えは間違っていると指摘され、律法
学者の立場がなくなります。
律法学者やユダヤ人は「イエスの思い通りにはさせない」と反発し、
ユダヤの総督、最高司令部にイエスの処刑を訴えました。
処刑が決まり、イエスは十字架にかかって33歳で亡くなります。
このようなことで処刑とは権力行使の社会はいけないですね!
そしてよみがえる十字架と共に復活します。
このキリストの生誕ををお祝いする日がクリスマス(降誕祭)です。
2.ミサ(礼拝)
1)キリスト教の人々が共に神の恵みに感謝する行為をいいます。
①1回/日曜日週にミサに行っている情景が映ります。
2)ローマカトリック教会で、神をたたえ、キリストによる救いを記念
して賛美と感謝を捧げ、聖体拝領を行う典礼です。
①聖書朗読、祈願、信仰宣言、賛美の歌をも含みます。
3.クリスマスの由来や意味を?
1)クリスマスの由来には色々な意見があるようですが、古代ローマで
冬至の日に行われていた「太陽神の誕生祭」や「農耕神への収穫祭」
がイエス・キリストの生誕祭と結びついたとされる説が強いようです。
当時のローマでは、太陽を神と崇める信仰が大きな、「いきおい・ち
から」がありました。秋から冬にかけて日が短くなると死が近づくと
恐れられましたが、冬至を境に日が長くなり出すと「太陽の復活=光
の復活」となり、神への盛大なお祝いが行われました。
そのお祝いが12月25日のイエス・キリストの生誕祭と結びつき(太陽
の復活=光の復活=キリストの復活)クリスマスのもとになったと言
われています。
4.クリスマスの歌・きよしこの夜
1)きよしこの夜 星はひかり
救いのみ子は まぶねの中に
ねむりたもう、いとやすく
2)きよしこの夜 み告げうけし
まきびとたちは みこのみまえに
ぬかずきぬ、かしこみて
3)きよしこの夜 みこの笑みに
めぐみの み代(みよ)の あしたのひかり
かがやけり、ほがらかに
Ⅰ)1番~3番の歌詞の意味
①けがれなく清らかだ。今夜の星は光っていて
私達を救ってくださる救世主 神さまの子は馬の
飼い葉桶のなかに 眠っていらっしゃる
とても安らかに。
② けがれなく清らかだ、今夜は
天使から「救世主が生まれる」というお告げを聞いた
羊飼いたちは 神の子のイエスの前に
ひれふして(額を地面につけて)礼拝している
うやうやしく
③けがれなく清らかだ今夜は
神の子のイエスのほほ笑みには
神の恵みに満たされる時代の到来を
告げる光(あしたの光:朝の光)が
ほがらかに輝いている。
5.クリスマスとサンタの継りは?
1)サンタクロースとイエスの降誕を記念するクリスマスとは、直接的
な関係はなく別のお話が合わさったものです。
サンタクロースのモデルは現トルコにあったミュラの司教(キリスト
教の地方教会を司る立場の人)聖ニコラウスといわれます。
6.クリスマスとプレゼントの継りは?
1)貧しい家の娘を助けるため煙突から金貨を投げ入れそれが靴下の中
に入ったという伝説から、そこからサンタは煙突から入りプレゼント
を贈る人になりました。
7.クリスマスとトゥリィー(モミの木)の継りは?
1)起源は8世紀のドイツで、当時のゲルマン人は樫(かし)の木を信
仰しており生け贄(いけにえ)を捧げていました。
キリストの伝道者がそれを止めるために樫の木を切り倒したところ、
その間からモミの若木が生えていたそうです。
それからはドイツではモミの木をクリスマスに植えるようになったそ
うです。
8.クリスマスと灯り(イルミネーション)の継りは?
1)宗教改革を行ったマルチン・ルターがミサの帰りに、木々の間から
きらめく星々を見つけ美しさに感動したので。
その美しさを子どもたちに伝えようと思い、モミの木にローソクを飾
って再現しようとした。
9.クリスマスとソングの継りは?
1)ミサの賛美歌から発展してきたものではないか?
2)クリスマスソングはどこの国で生まれた曲が一番多い のかな?
10.トナカイとサンタクロースの暮らす国は?
1925年にフィンランドの新聞が「サンタクロースの出身地・北極では
食料が不足し、トナカイに餌をあげることができなくなったため、サ
ンタクロースはフィンランドのラップランドに引っ越しした」と記事
を掲載した頃から、サンタクロースはフィンランドに住んでいると言
われるようになったそうです。
このサンタクロースの村には世界中からたくさんの観光客がきてフィ
ンランド有数の観光スポットになっています。
またサンタクロース中央郵便局があり、毎年、世界中の子どもたちか
ら数十万通の手紙が届くそうです。
クリスマスの色といえば赤、緑、白が思い浮かべますが、この色は何
を意味しているのでしょうか?
一般的な説としては「赤はキリストの血、愛と寛大さ、緑は永遠の
命、白は純潔・潔白」をそれぞれあらわしています。
クリスマスの花といえばポインセチア、花屋には赤以外にも 白、ピ
ンク、黄色、斑入りがあります。
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癒やしのクリスマス賛美歌
01.いつくしみ深き
02.神とともにいまして
03.主よみもとに
04.ガリラヤのうみべ
05.静けき祈りの
06.日暮れて四方は暗く
07.主われを愛す
08.心のおごとに
09.主よ、導きたまえ(作曲:慎純)
10.夕日はかくれて
11.夜は更けわたりぬ
12.やすかれ、我が心よ
13.きよしこの夜
14.諸人こぞりて
15.牧人ひつじを
16.神の御子は今宵しも
17.まぶねのかたえに
18.ああベツレヘムよ
19.大なる神には
11.まとめ
1)クリスマスがいつ始まったのか、どういう流れで始まったのか多く
の教会で明示していませんし、聖書にも記述がないようです。
けれど、2世紀~4世紀頃に始まったという説が有力視されているよう
です。
2)ヨーロッパ・ローマ帝国時代、キリスト教は国教ではありました
が、民衆には定着していませんでした。
ちょうどその頃、ペルシャから太陽信仰の性格を持つ、ミトラス教と
いう宗教が伝わって来ました。
ミトラス教には「光の祭り」という信仰上の行事がありました。
光の祭りを行うのは一年で最も昼間が短くなる冬至でこの日を境に昼
間が長くなっていく。すなわち太陽の力が強くなっていくことを祝い
ます。
この冬至が12月25日にあたっていました。
農耕の儀式もまた12月25日に前後に行われていました。
そこでローマ皇帝は、イエス・キリストを光に例え「光(太陽)の復
活はキリストの復活」として農耕の祭りも吸収する形で12月25日をキ
リストの降誕祭に制定しました。
3)当時のローマ帝国では今でいうクリスマスイブはなかったようです。
その当時の暦は日没から始まりで明日の日没までが1日でした。
ローマ帝国時代でいえば1日ですが現在の時間でいえば24日・25日の2
日間になります。
従って、イブという呼び名ができたのでしょうか?
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