「梅干しトップ3」といえば、直ぐにおむすび、それから
茶漬け、最後は白ごはんでは?
「鮭トップ3」も「梅干しトップ3」と同等にいいですよね!
旨さからいえば「鮭」ですが、健康の為に必要なのは体
内をアルカリ性にしてくれる酸っぱい「梅干し」ではな
いでしょうか?
スーパーで販売している梅干しは、味付けが甘過ぎて濃
く、無垢の酸っぱさがないので私には合いません。
何度か試してみましたが、甘すぎるのが自分には駄目な
んですね!
そこで昔ながらの家庭にあったシンプルな赤紫蘇風味の
梅干しが恋しくて漬けてみることにしました。
好みの味に仕上がるでしょうか?
1. 前準備
1)昔ながらの梅干し漬けをシンプルな方法でやってみることにしました。
2)容器(ガラス)5L
3)梅2kg(1kg×2個)
4)赤紫蘇(2束)
5)粗塩 300g(梅の15%)
2. 仕込み
1) 赤紫蘇1束の葉をとり、よく洗って短時間天日干し、乾燥後キキッチンペーパーで水気を拭き取り冷凍庫に保管しました。
2)梅2kgを塩ビの入れ物(ボール)に全量移し水道で流し洗いを行い、ヘタをとっていきステンレスのざるにとりました。
3)水切り後新聞紙上に並べ、乾燥しました。
4)1時間後、新聞紙が濡れているので新品と交換しました。
5)触った感じで乾燥を確認し(濡れていればキッチンペーパーで拭き取り)ガラス容器に投入しました。
6)全体の梅数(180個)を6等分してその間に粗塩270g(45g×6回)を交互入れ、挟む形でいれました。
(粗塩は梅重量に対し15%投入する)
残り粗塩30gは赤紫蘇、処理時に使用します。
7)上画像の状態を3日経過後、梅酢が上がってくれば混合します。
それから赤紫蘇の処理していきます。
赤紫蘇は処理して冷凍中です。
8)06月16日
①梅酢が8割がた迄上がってきたので混合して赤紫蘇の処理に入ることにしました。
②内部の梅酢・梅・あら塩混ざり具合を均一にするため容器を回し混合を行いました。
③冷凍庫から2束分前処理を行った赤紫蘇を取り出してボールに入れ、手のひらで押し込み2回ほど、押し出た汁を廃棄したのちに容器内の梅の上にかぶせました。
④梅最上部の赤紫蘇絞り品のすきまができないように赤紫蘇の位置を調整しました。
3. 熟成
1)06月23日
①朝9時から16時まで太陽光当てしました(上蓋は密閉したまま)
②始めてなので、どうなるかです!
うまくいけばよいのですが
2)06月24日
①朝9時から16時まで、梅干し保存ビンを日光に当て。 外気温28℃位
3)06月25日
① 日光当て 2h
4)06月28日
① 日光当て 4h
5)07月02日
① 日光当て 6h
6)07月08日
① 日光当て 4h
7)09月25日(6月24日~9月25日日光当て)
①仕込み時、赤紫蘇の廃棄が多くて赤色が出なかった。
8)2021.06月06日
熟成状態を撮影しました。
赤紫蘇が少なく色は薄いですが、味は塩辛く無く良好です。
9)2021.7.10
1個味をみてもらいました。結果はOKと言ってくれました!
4. ここまでで仕込み完了しました
①梅雨が開けての土用干しは行ないません。
②土用干しの代わりに夏場(1ヶ月)に直接、陽を当てて熟成させます。
③待機
5.まとめ
1)6月16日に仕込み過程が終了しました。
2)土用干しという、梅の取り出しを行いません。
その代わりに夏場の日光浴を1ヶ月ぐらい続けます。
これで土用干しと同じ効果があるそうです。
3)うまく仕上がれば面倒な仕事がないので省力化になるのではないかと思います。
反省点
1)赤紫蘇を絞りすぎたので、きれいな赤色が出るか不安です。
2)赤紫蘇の処理で迷い、赤紫蘇汁を捨て過ぎた。
①水分の許容範囲はどのぐらいか?
乾燥して水分0%がよいのか?
②赤紫蘇の小さい葉も使用したが、大きい葉のみのほうが良いのか?
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