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短時間の昼寝って、すごく体にいいといわれています。
昼寝のスタイルは、椅子に座って、そのままの姿勢で休むか、机にうつ
伏せて休むぐらいが一般的です。
そのようなスタイルで、身体や脳が休めたとは、あまり思えません
が、この昼寝がいいのでしょうか?
又、静かな所で横になれば更に効果が出る気がします。
「休憩中の昼寝は良いことだ」という研究結果が多く報告されています。
昼寝は頭をリフレッシュし、創造力や知的能力を高めてくれるようです。
具体的には頭の回転・キレがよくなり、オリジナリティな発想の転換
が出来るようになります。
さらには体にもよいので健康で長生きできます。現在の企業文化の中
でも、昼寝は健康的なライフスタイルの一部として、一部の企業に認
められています。
短時間の昼寝をすると、どういう良いことが発見出来るか探求してみ
ます。
1. 昼寝睡眠時間を適切に
専門家によると、短い昼寝のほうが効果的とのこと。短い睡眠なら睡
眠サイクルの第2段階までしか行きません。
そこを超えて深い睡眠(徐波睡眠)の段階まで行ってしまうと、目覚
めるのが困難になり、起きたあとも、しばらくは意識がもうろうとし
ます。
よって、20分以内の昼寝が理想的なのです。
(20分は少し短いと思いますがどうでしょうか?
椅子ならわかりますが、ソファーに横になって脳の落ち着く前に起き
なければと、いう時間ではないでしょうか?
最低30分は必要です)
短い昼寝は日課にしやすいばかりでなく、気分や集中力、注意力、運
動神経を十分に回復してくれます。
もう少し長く時間が取れるなら、45分の昼寝も感覚処理や創造的思考
を強化してくれるとのことです。
2. 現代人は昼寝が必要な理由を リストアップ
2.1 夜の睡眠不足
人によって必要な睡眠時間はは7~9時間だそうです。ところが、「アメ
リカ疾病管理予防センター」が行った調査では、4000万人以上の労働
者が6時間以下の睡眠しかとれていなかったそうです。
睡眠不足が続けば、体が休息のために昼寝を欲するのも当然です。
WHY 夜が余り眠れていない。
2.2 栄養不足・栄養偏り
偏った昼食のせいで午後になると血糖値が下がり疲労を感じるのです。
主に2つの原因があります。食べる量が少な過ぎることと、タンパク質
や繊維を十分に取らず、代わりに糖分や炭水化物を過剰に取っている
ことです。
どちらにせよ、そうした偏った昼食の後は疲れやすく、夕方までに体
力を消耗してしまいます。
WHY 栄養不足 血糖値低下 疲れ
2.3 覚醒リズムは体内時計にて管理
人体は昼寝をするように設計されていますが人々は、夜間にしか眠り
ません。
一日の覚醒リズムは体内時計によって管理されます。夜になるまで眠
気を感じない人もいますが、午後になると急に眠くなる人もいるはず
です。
これは正常なことで、体内時計にプログラミングされていることでも
あります。
つまり、昼寝がしたくなるのは体内リズムの自然な表れなのです
WHY 体内リズムの自然の表れ
2.4 サバイバル(生き延びる術)に必要な能力の回復のために年齢が
上がるにつれ、学習能力や注意力、集中力が低下します。
従って年配者には昼寝が必要です。カフェイン入ドリンクは目を覚ま
すのに有効です。
昼寝は昔、サバイバルに必要なものでした。
反射神経のわずかな遅れや注意力の低下が生死を分けたに違いありま
せん。
たとえ15~20分の短い昼寝でも、サバイバルに必要な能力を回復して
くれるはず。
私たちが昼寝をしたくなるのは自然なことなのです。
WHY 集中力低下に伴いサバイバル力の回復の為
3. 昼寝の効果について
3.1 子どもにも昼寝は必要です昼寝は年齢に関係なく有益だそうです。
成長期の子どもにとっては必要不可欠とのこと。
コロラド大学の研究では、「2歳半から3歳までの幼児は昼寝を怠ると、
不安が増し、喜びや好奇心が減り、問題解決能力も低下する」そうです。
子どもが強烈な眠気をもよおすのは、脳の構造やその活動性のためか
もしれません。
「昼寝は子供の脳の発達に欠かせないものですね!」
不安の増加、好奇心の減退などが、昼寝をしない成人にも見られます。
3.2 仕事中の昼寝は有益なツール
仕事中の昼寝は良いことGoogleやAppleなどいくつかの企業では、仕
事中に昼寝をすることを認めています。
10~15分の短い昼寝(パワーナップ)は、能率や生産性を高めます。
企業にとって、昼寝はわずかな投資で士気や生産性を高めることがで
きる優れたツールなのです。
3.3 昼寝は学習効果を高める
カリフォルニア大学バークレー校の研究によると、講義を受けたり新
しいスキルを習ったりする時は、事前に十分な休息をとっておくと学
習効果が高まるそうです。
1時間の睡眠が学習能力や記憶力を劇的に向上させたとのこと 睡眠は
短期記憶をリセットし、新しい情報を記憶する準備を整えます。
ひいては、学習効果の向上につながるのです。
3.4 昼寝はカフェインより効果的
昼寝は身体をリフレッシュさせ、覚醒効果もカフェインより長持ちし
ます。
3.5 昼寝は記憶力を強化する
昼寝の最もよく知られた効果は記憶力の強化です。ハーバード大学医
学部の研究によると、昼寝(特に夢を見た場合)は記憶力と学習能力
を高めるそうです。
さらに、昼寝が途中で妨げられた場合でも効果があるようです。
2008年の研究によると、わずか数分の睡眠でも、記憶作用が活性化す
ることがわかったとのこと。
3.6 昼寝は健康によい
昼寝が健康に良いというのも膨大な数の研究があります。
3.7 昼寝で創造性(オリジナリティ)アップ
ニューヨーク市立大学の神経科学者たちは、昼寝が物事を大局的に見
る目を養い、創造性もアップさせることを発見しました。
この研究では90分間の昼寝を用いましたが、12分ほどの短い昼寝でも
効果があるそうです。
3.8 パフォーマンスを上げたければ昼寝が必須条件
飛行機の操縦であれ、報告書を作成するのであれ、昼寝はパフォーマ
ンスを向上させてくれます。
航空宇宙局(NASA)のパイロットを対象にした研究では、フライ
ト中に26分間の昼寝をすることで(もちろん操縦は交代して)、パフ
ォーマンスが34%、注意力が54%向上したそうです。
これこそが、世界のトップアスリートや天才的な頭脳を持つ人たちが
昼寝をする理由なのです。
4.まとめ
4.1 体のリフレッシュ
1)Google・Apple・ナイキなどいくつかの企業では仕事中の昼寝は
良いことであり、仕事中に昼寝をすることを認めています。
2)10~15分の短い昼寝(パワーナップ)は、能率や生産性を高めます。
3)企業にとって、昼寝はわずかな投資で社員の士気や生産性を高める
ことができる優れたツールなのです。
4.2 パワーナップスペース
1)仮眠時間は20分から30分
2)昼寝部屋「GMOフェスタ」があります。(GMOインターネット)
・ リクライニングチェア25台が設置してあるそうです。
・社員と会社側の両者の思いでWIN-WINの関係ですね!
3)昼寝時専用の持ち込み品
・アイマスク
・耳栓
4.3 昼寝をすることのメリット
1)生産性の活力アップ(やる気・気力)
2)知識・知性に富んだ能力のアップ
3)脳をリフレッシュし創造性(オリジナリティ)のアップ
4)学習能力・記憶力のアップ
5)健康ライフのアップ
6)パフォーマンスアップ(気分・集中力・注意力・運動神経の回復)
7)2.5歳~3歳児の脳の発達促す
4.4 昼休み・昼寝で気分スッキリオリジナリティー(独創性)で発想
の転換を!
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