目次
庭木の刈込、剪定をながばさみでするのではなく、ヘッジトリマーと
いう生垣バリカン(刈込幅350mm)を使用すれば、能率的に体力を
すごく使うことなく、短時間にきれいに仕上がります。
ヘッジトリマーは生垣など、面を均一に刈り込むための刈込機です。
引用元:マキタhttps://ecatalog.makita.co.jp/html/administrator/317/#203
ヘッジトリマーの操作は少し慣れが必要ですが、使っていれば、すぐ
に感覚でわかってきます。
最初はあまり深く切り込まないようにして、感じをつかんでいけば、
いいと思います。
瞬間的に刈る機械なので、使用にあたっては十分注意が必要ですね。
気をつける所は、刃が前後に繰り返し動いているのでトリマーの刃で
怪我をしないよう、体に近づけ過ぎないようにすることが大事です。
バリカン刃が体に接触すれば大けがになりますから。
5ミリ径の太さまでは簡単に切れますのでいいですよ。
ヘッジトリマーのサイズは色々ありますが、大サイズになると1.8kgと
重くなりますから、中サイズの軽いものから使用した方がよいと思い
ます。
ヘッジトリマーで剪定できる庭木はイブキ、ツツジ、サツキ、キンモ
クセイ、 マキ、アカメ、ヒイラギ、ツゲ、バベなど色々の庭木に使用
できます。
垣根にも使え、アカメ、イブキ、マキの垣根も綺麗に仕上がります。
下の写真が生垣バリカンのヘッジトリマーです。
ヘッジトリマー
1.ヘッジトリマーでの剪定操作要領
1)イブキ
①伸びたところのイブキの角(つの)を、傾斜に沿って刃を当てて上から下にゆっ
くり滑らせカットできたら、次に刃を最初の位置までリターンさせます。
リターンさせるとカット面がキレイに仕上がります。上から下へ、下から上にを繰
り返して山の傾斜部分を全周カットします。
次にイブキの底部をカットします。
イブキの底部の奥に刃の腹側を近づけて、奥から手前に刃を移動させて伸びている
イブキ葉・ヒゲをカットし、バリカン刃をイブキのふもと側に返します。
返すことでふもと面がきれいに仕上がり、底部もきれいになります。
最後にイブキの全周をならしてやれば凹凸がなくなりOKです。
キレイに仕上げるには、イブキの玉の下側をトリマーの刃ですくってあげることが
大事です。
2)さつき
①トリマーの刃を少し角度を(10°~20度ぐらい)つけてゆっくり移動させカット
し先までいったら、最初の位置までリターンさせてカット面をきれいに仕上げます。
この要領で全体をカットします。
下側から上側に、上側から下側と刃を動かしてデコボコにならないように滑らかに
仕上げます。
②底部周囲に小さく伸びているさつき等はハサミで除去し、下部周辺をきれいにし
ます。
2.まとめ
1)ヘッジトリマーを使用しての刈り込みを行えば短時間で処理でき綺麗になります。
・トリマー重量は1.8kgあり、結構重いですので、持ち手と添え手、両手を使い作
業しましよう。
・トリマーの刃で怪我をしないよう十分注意して行いましょう。
コメント