使い捨てマスクの不織布マスクは捕集率大で大切な品物、押し洗い・乾燥で再使用しよう!

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飛沫とは「唾のしぶき」ですよね。

新型コロナウイルスは飛沫と一緒に人から人へ感染していきすから、

その飛沫止めなくてはいけません。

 

浮遊しやすくなった飛沫{エアゾル」からも感染の可能性が指摘され

るようになりました。

 

ちなみに不織布マスク飛沫の飛散を抑える効果が高いという傾向

が、スーパーコンピューター「富岳」を使ったシュミレーションで

判明し、結果は不織布マスクで80%カットウレタンマスクで50%カ

ットという値となりました。

 

外観からみるとウレタンマスクの方が見た感じ、通気度が細かい感じ

がしますが、思っているのとは違った結果となっています。

 

やはり、マスクの構造上の問題でしょうか?

遮蔽物とはどういうものなのでしょうか?

 

 

不織布マスクは使い捨てマスクでありますが、1回使用しての廃棄はも

ったいない気がします。

安価な品物だけど大切に大事に使って倹約するべきではないかな?

 

 

3蜜の環境下に長く滞在したケース以外は、マスクを清潔していれば

複数回、使っても良いのではないかと思います。

複数回のマスク使用だと汚れたりして衛生上よくないので、

「1回使用すれば洗濯・乾燥して再使用」するようにしたらどうか?

 

それから、昨年のように売り切れで店に在庫が無くなり、もし入荷待

ちの状態が長く続くようになったときの良い対応策になると思います。

大切な品物の不織布マスクを大事に使用するために要領及び

マスク構造を破壊しない洗濯要領等を紹介してみます。

 

 

 

 

 

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1.マスクに使われてる不織布とは

 

1.1 不織布の構造は

 

繊維を織らずに絡み合わせたシート状のものをいいます。

一般にシート状のものとして代表的な布は、繊維を撚(よ)って糸に

したものを織っていますが、不織布は繊維を熱、機械的、または化学

な作用よって接着または絡み合わせることで布にしたものをいい

 

 

 

1.2不織布の特徴

 

不織布の特徴は「織っていない布」そのものが、特徴と言えます。

 

長所

①ランダムに結合されたものは強度や伸びなどに方向性を持ちません。

②大量生産でき安価です。

③複数の素材を容易に組み合わせることができます。

④厚みや空隙(くうげき)を簡単に変更できます。

 

短所

①織られた布と比較すると強度が劣ります。

②透明なものを作ることが難しいです。

 

 

1.3 マスクの種類による・吐き出し飛沫量・吸込み飛沫料の違い調査

(研究チームの実験)※出典 豊橋技術学大 プレスリース

 

不織マスク 布マスク ウレタンマスク
吸込み飛沫量 30% 55~65% 60~70%
吐き出し飛沫量 20% 18%~34% 50%

 


1)吸込み飛沫量及び吐き出し飛沫量不織マスクの飛沫量の少ない

とがわかります。

 

 

 

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1.4 不織布マスクの洗濯は?

 

不織布は洗濯可能ですが、洗濯するように作られている素材ではあり

ません。

洗濯する際には素材に負担をかけないようにデリケートな素材だとい

うことを理解したうえで丁寧に扱いましょう。

①洗面器にぬるま湯と洗剤を入れて洗濯液を作りましょう。

②不織布を洗濯液につけ押し洗いをします。

 

 

新型コロナウイルスの影響が長引き、薬局やドラッグストアーに行っ

ても、昨年の春頃は、マスクは入荷て困難していました。

手持ちの使い捨てマスクをやむなく何日も使い回している方が多かっ

たように聞いています。

どうしてもついてしまうニオイや汚れ等が気になりますよね?

 

不織布マスクは洗濯して性能は落ちても再利用は可能です。

この情報の発信者は製紙会社で不織布の研究を続け、繊維部門の国家

資格「技術士」を持っている方です。

 

不織マスクの構造は素材が3層になっているものが多く、層の中央の繊

維が、帯電されていて、そこでウイルスをキャッチする仕組みです。

この帯電効果は水や洗剤に接触することで減少します。

 

90%以上の捕集効果をうたうマスクを洗った場合、70%程度に効果

落ちるものの「それ以上は低下しなかった」そうです。

 

布マスクがもともと40%程度の捕集率しか無いことを考えると「布マ

スクより洗った不織マスクのほうがベター」となります。

ガーゼマスクに比べて耐久性はないものの「不織布を破壊するような

強い力でなければ、手洗い可能」だとなります。

 

そこで彼のいう方法を一部参照して洗ってみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.不織布マスクの洗濯要領

 

2.1

使用する洗剤は肌に優しい洗濯用の合成洗剤(中性)を選びました。

 

(準備する物)

洗面器    1個

水      1L

中性洗剤   0.3g

乾いたタオル 1枚

 

1)洗剤の量は水30Lに対し10gを溶かすようにパッケージに書かれて

いるので、洗面器に水(またはぬるま湯)1Lには0.3g程溶かします。

 

(0.3gの量はアイスを食べるときに使う小型サイズのプラスチックスプーンに1/2位です)

 

2)スプーンでかき混ぜながら溶かします。

 

3)使い捨てマスクを浸し、押し洗いをする。

 

 

 

・不織布マスクを洗剤に浸し

 

 

全部、浸かったらマスクの上から優しく押さえ、押し洗いをします。

力を入れてもみ洗いをしてしまうと、マスクの繊維が傷ついたり

型崩れしてしまうので、あくまで優しく。あるいは1時間ほどつけ置き

してもよいようです。

 

 

・1時間つけ洗い

4)水で十分すすぐ。

 

押し洗いをしたマスクを取り出し、洗面器の水をきれいな水に入れ替

えたら、水ですすぎをします。

水を入れ替えて3回すすぎを行います。

 

5)乾いたタオルまたはキッチンペーパーに挟み、水分を取る。

十分すすいだマスクを乾いたタオルで挟み余分な水分をとりましょう。

 

 

・マスクを乾いたタオルで挟み余分な水分をとります

 

水分が取れたら、しわを伸ばしておくと、乾いた後も型くずれしなく

なります。

 

6)マスクを干す。

 

吊るして乾燥するだけです。

マスク自体かなり薄いので、晴れた日なら30分で乾きます。

ちなみに、使い捨てマスクの中には、熱に弱い材料が使われているマ

スクもあり、また型くずれさせないためにも乾燥機やアイロンは使っ

ては駄目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.2

洗濯後の感想

 

洗濯の目的は汚れを落とすことですが、新品のようなきれいな状態に

戻り、問題なく使えそうです。

 

「除菌や抗ウイルスが気になる場合は、除菌洗剤での洗浄や、洗濯後

のアルコール噴霧などをおすすめします」とアドバイス有り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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3.まとめ

 

3.1

使い捨てマスクの不織布マスクは捕集率が高いので、オススメのマス

クです。

洗濯・乾燥して再使用できます。

洗濯・乾燥しても捕集効果は20%のダウンで済みます。
(90%→70%ダウン)

継続して洗っても捕集効果は70%あり変わらないようです。

 

 

3.2

不織布マスクの不織布繊維を熱、機械的、または化学な作用によ

って接着または絡み合わせることで布にしたものをいい

 

不織マスクの構造は素材が3層になっているものが多く、層の中央の繊

維が、帯電されていて、そこでウイルスをキャッチする仕組みです。

 

 

3.3

夏場はマスクで息苦しい上に暑いので喉も渇きます。

熱中症予防のため2m以上の距離であればマスクを外してこまめに水分

をとることを勧められています。

 

2歳未満の子のマスクの装着熱中症及び窒息のリスクがあり注意喚起

されています!

小さいお子さんには、特に注意してあげなくてはいけませんね!

 

マスクによる熱中症のリスクは捕集効果の高いマスクほど熱をこもら

しますのでリスクが大きくなります。

 

 

感染予防策は「相手に心を配りながら」「自分自身を守る」というお

互いの思いやりから始まります。

 

 

3.4

 

使い捨てマスクの中には、熱に弱い材料が使われているマスクもあ

り、また型くずれさせないための乾燥機やアイロンを使っては駄目

ですね。

 

 

 

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